思い出した日記

思い出したことを日記として書き記しています。

瓶ビールの蓋

時期 5歳頃?

場所 祖父母の家

思い出したきっかけ 瓶ビールの蓋

 

普段は缶ビール派の私ですが、誰かからいただいたのであろうビール券が部屋から出てきたため、酒屋で瓶ビールと交換してもらいました。

最近は外食することもあまりないため久々の瓶ビールでしたが、イイですね。

瓶ビールもグラスもしっかり冷やして飲んだら、プハーって声が自然に出てしまいました。(オジサン)

 

飲み終わり、瓶ビールの蓋を気持ちよく見ていた時に思い出したことがあります。

 

私の父方の祖母は8人(9人だったかも?)兄弟の末っ子でした。

そのため私の父には叔父・叔母や従兄弟がたくさんいて、冠婚葬祭や正月などの年中行事の際には皆が集まり大宴会をしていたことを記憶しています。

 

あまりにたくさんの親戚がいたため、今となっては正直大半の親戚の顔は覚えていませんが、一人だけ印象に残っている人がいました。

祖母の兄にあたる人で、とても面白い人でした。

 

ある宴会の場で、そのおじさんから瓶ビールの蓋を2つ集めてくるよう頼まれました。

おじさんに蓋を渡すといきなり立ち上がり、変顔をしながら蓋を両目に!

 

しかもギザギザのあるほうを目にはめていました。

絶対痛い……。

 

しかし私を含めて子供たちは大爆笑です。

もっともっととせがみ、当分の間おじさんは目が蓋になっていました。

 

その話を両親に話すと、

「面白いおじさんであんた(私)もとっても可愛がってもらってたんだよ」

とのこと。

「他に覚えてることはないの?」

と聞かれましたが、お世話になった覚えはあるものの印象に残っている出来事は上記のことだけでした。

「あんなにお世話になったのに……」

と両親は呆れていました。

 

そのおじさんは15年ほど前に、祖母も昨年に亡くなりました。

コロナ禍ということもあり親戚づきあいもめっきり減ってしまいましたが、もし小さい子たちが集まる場に私も顔を出す機会があったら、私も瓶ビールの蓋を目にはめてみたいと思います。

 

(追記)

よく考えたら、瓶ビールじゃなくてビール瓶かも……?

いつも分からなくなりますが、やっぱり今回もよく分からないのでこのままにします。