こむら返り
時期 小学校低学年
場所 自宅
思い出したきっかけ 久々のこむら返り
こむら返り、足がつる。
どちらの言葉が一般的か分かりませんでしたが、この記事ではこむら返りで統一します。
こむらとは腓と書き、ふくらはぎ(すねの裏側)のことを指します。
それがひっくり返るような痛みを伴って痙攣することをこむら返り(俗称)というそうです。
私が子供の頃、とくに小学校低学年の頃はそれはもう頻繁にこむら返りを起こしていました。
一回なってしまうと癖がついてしまうのか、毎日のようになることも。
今もこむら返りになりかけることはありますが、自分なりの対処法(足の指をすねに近付けるように手で引っ張ってふくらはぎを伸ばす)で凌げることが多いです。
ですが、小さい時はそんな知恵もなく七転八倒していました。
そのため、私にとってこむら返り自体は日常のよくある出来事の1つでしかないのですが、ある日のこむら返りのことだけはよく覚えています。
ある日、父の同僚とその家族が我が家に遊びに来ました。
同僚のおじさんの子供は3人兄弟でみんな男の子。
1人は私と同い年で、他の2人は私にとってお兄さんみたいな存在で、遊びに来ることが決まってからその日まで、とても楽しみにしていました。
家の中で一通り遊び、次は近くの丘まで遊びに行こうという話になり準備をしていると、こむら返りが!
七転八倒する私を3人が心配気に見ています。
その時のこむら返りは泣きそうなほど痛いヤツでしたが、カッコ悪いところは見せたくなくて気丈に振る舞い「すぐ行くから先に行ってて」と言いました。
そして3人が行ってしまった後に大泣きです。
最初は痛みで泣いていたのですが、痛みが治まってくるにつれて3人と遊びに行けなかったことが悲しくてさらに大泣き。
親たちはそんな私を見て笑っていたような気がします。
結局、30分ほどは立ち上がることも出来ず、その後は足を引き摺りながら3人を追いかけました。
人生においてこむら返りであれほどに泣いたのは最初で最後な気がします。
このことを思い出したのは、すごく久々にこむら返りになってしまったからです。
前日にお酒を飲んだ上、水分を余り摂らずに寝てしまったためか、睡眠中になってしまいました。
記事を書いている現在は痛みは引いていますが、またなりそうで怖い……。
今日はお酒はやめておきます。