大好きな昼寝
時期 小学校低学年
場所 車の中
思い出したきっかけ 他の記事を書いて
少し前に投稿した記事「昼寝と振袖肉」を書いていて思い出したことです。
その記事で触れているとおり私は昼寝が大嫌いでした。
眠くもないのに横になって、喋ってもダメ、本を読んでもダメ、テレビを見てもダメ。
時間が経つのをひたすら待つことが多かったです。
ですが、大好きな昼寝もありました。
それは外出先から帰ってくる車の中での昼寝です。
買い物や遊びに行った帰り、くたくたに疲れて親が運転する車の中で寝落ちするのが大好きでした。
寝落ちしたまま自宅が近づくと、自宅付近の交差点を曲がる感覚で、家が近いことをなんとなく知ることができました。
その時には半分覚醒している状態でしたが、私は起きたくありませんでした。
なぜなら、自宅についてからがもっとも好きな瞬間だったからです。
自宅に着くと、親が私に声をかけ起こそうとします。
その時には完全に目は覚めていますが、寝たふりをします。
そうすると親がため息ととともに、私を抱きかかえて家の中に運んでくれるのです。
そして自宅に入ったら、さも今起きたような顔で「着いたの?」と聞きます。
とても幸福な昼寝の記憶です。
ちなみに、毎回そんなことをしていたので親は狸寝入りに気づいていたかと思います。
毎度毎度、荷物を1つ増やすことになってすいませんでした。