「太」田区
時期 割と最近まで
場所 あらゆる場所で
思い出したきっかけ 「大」田区の表記を見て
最初に言っておきますと、誤った(と思われる)記憶に基づく思い出です。
ですので思い出と言ってしまうのが正しいのかは分かりませんが、私の中では明確に思い出の一つとして記憶されています。
ご存じのとおり、東京には大田区があります。
ですが私は長い間、太田区であると勘違いしていました。
私の知り合いに太田さんという方がいます。
太田さんは先生と呼ばれることが多い仕事をされていて、私も普段は太田先生とお呼びしていました。
小学校時代のあるとき、私と家族や太田先生たち大人を含む数人で話をしていましたが、そのうち、東京のオオタクの話になりました。
田舎育ちの私はオオタクのことは知りませんでしたが、大人たちが口を揃えて太田先生と同じ字の太田区と言っていたのです。
太田先生自身もです。
最近になってその話を両親や太田先生に話してみたところ、「そんな話はした覚えがないし、昔から大田区だと認識している」との回答が。
そう、誤った記憶に基づく誤った思い出だったのです。
理性的には勘違いであると今では認識はしているのですが、その記憶自体は頭から消えることがありません。
大田区の表記を見るたびに思い出す、不思議な記憶です。
ちなみに、「いつの間にか太田区から大田区になったのでは?」など、色々調べてみませんがそんな事実はありませんでした。