おでんとお弁当
時期 中学生
場所 教室
思い出したきっかけ コンビニのおでん
この記事を書いている現在は9月上旬ですが、まだまだ暑い日が続いています。
ですが暦の上ではすでに秋になっており、24節気でいうところの白露(ハクロ)の時期です。
シラツユとも読めるとおり、夜中に大気が冷えることで朝方の草木に露が付くことを意味しますが、そんな気配は微塵もありません。
暑い……。
ところで、コンビニでは8月の下旬ごろからおでんの販売を始めることが多いそうです。
私も先日、購入し自宅でいただきました。
暑い時期に寒いぐらいクーラーの効いた部屋で熱いもの(おでん)を冷たいもの(ビール)と一緒に食べるのは最高ですよね。
エコ?なんですかそれ?
おでんを食べていて思い出したのは、中学校の時のお弁当のことです。
私の通っていた中学校には給食がなかったため、弁当持参が原則でした。
私も母に毎朝作ってもらっていましたが、お弁当でとても恥ずかしい思いをしたことがあります。
私を含め家族の皆はおでんがとても大好きで、作るときにはとにかくすごい量をいっぺんに作っていました。
当然夕食で食べきることはできず、翌日の朝食、さらには昼食・夕食までもがおでんということもザラでした。
ある日の朝、前日の夕食がおでんだったためいつもどおりにおでんを朝食として食べました。
そして、昼食時、母が用意してくれた2段組みの弁当箱を学校の教室で開けてびっくり。
1段目は白米と梅干。これはいつも通り。
2段目はおでん。おでんだけ。しかもすごい量の汁。
弁当箱がラップでぐるぐるになっていたのを見たときから、少しイヤな予感がしていました。
おでん弁当を見た友人たちもびっくりしたようで、
「おでんをおかずに白米を食べるのがありえない」
「他におかずないの?」
「汁多すぎ笑」
などなどボロクソに言われました。
今なら、おでんと白米の相性の良さや、汁だくの美味しさを友人たちに切々と語ることができますが、思春期真っただ中の私は恥ずかしさが勝ってしまい、何も言えませんでした。
以降は、前日の夕食ががおでんだった場合はなるべく1人で弁当を食べることにしました。
記事を書いていたらおでんがまた食べたくなりました。
コンビニに行ってきます。