思い出した日記

思い出したことを日記として書き記しています。

キラキラ折り紙

時期 小学校3〜4年生頃

場所 小学校

思い出したきっかけ オフィス用品のカタログ

 

仕事の備品を頼もうとオフィス用品のカタログをめくっていたときのこと、あるページに目が釘付けになりました。

 

キラキラ光る折り紙!

 

小学生の当時、折り紙を授業で頻繁に使っていた記憶があります。

文字通り折り紙として使うことや、切り抜いて動物を形作ったり、模造紙に貼ったり……。

 

100枚入りのものをよく購入していましたが、その中の2枚は特別な色でした。

そう、金色と銀色です。

光り輝く色にうっとりしたものです。

 

しかし、一度折ってしまうと他の色の紙よりも跡がくっきりと残ってしまい、二度は使えない。

レア度の高い折り紙でした。

 

貴重品なため、いざという時に使おうと大事に大事に取っておくのですが、保管している間に傷や跡がついてしまったり、机の奥底に押しやられ使い物にならなくなったり。

大事にしすぎたせいで全然出番のない折り紙でもありました。

 

とある日、友達が学校に持ってきた折り紙のセットを見て驚いてしまいます。

全ての紙がキラキラ!

しかも金銀だけでなく、赤青緑と様々な色全てがキラキラ!

それを見たクラス中の生徒の目もキラキラ!

 

早速売っている場所を聞き出し、親に買ってもらいました。

包装の外から見てうっとり。

少し出して光に当ててうっとり。

自分の好きな順番に並べてうっとり。

最高でした。

 

それはもう大事に大事に大事にしました。

ですが、あまりに綺麗すぎてやはり使うことができない。

結局、上記の金銀の折り紙と同じ運命を辿ることになりました。

 

思い返すと、キラキラの折り紙で何かを追った記憶が全くありません。

もったいない……。

 

今キラキラ折り紙を購入したとしても同じことになる気がするので、やめておくことにしました。

 

いや、でもあのキラキラは魅力的……。

うーん。

おでんとお弁当

時期 中学生

場所 教室

思い出したきっかけ コンビニのおでん

 

この記事を書いている現在は9月上旬ですが、まだまだ暑い日が続いています。

ですが暦の上ではすでに秋になっており、24節気でいうところの白露(ハクロ)の時期です。

シラツユとも読めるとおり、夜中に大気が冷えることで朝方の草木に露が付くことを意味しますが、そんな気配は微塵もありません。

暑い……。

 

ところで、コンビニでは8月の下旬ごろからおでんの販売を始めることが多いそうです。

私も先日、購入し自宅でいただきました。

暑い時期に寒いぐらいクーラーの効いた部屋で熱いもの(おでん)を冷たいもの(ビール)と一緒に食べるのは最高ですよね。

 

エコ?なんですかそれ?

 

おでんを食べていて思い出したのは、中学校の時のお弁当のことです。

 

私の通っていた中学校には給食がなかったため、弁当持参が原則でした。

私も母に毎朝作ってもらっていましたが、お弁当でとても恥ずかしい思いをしたことがあります。

 

私を含め家族の皆はおでんがとても大好きで、作るときにはとにかくすごい量をいっぺんに作っていました。

当然夕食で食べきることはできず、翌日の朝食、さらには昼食・夕食までもがおでんということもザラでした。

 

ある日の朝、前日の夕食がおでんだったためいつもどおりにおでんを朝食として食べました。

そして、昼食時、母が用意してくれた2段組みの弁当箱を学校の教室で開けてびっくり。

 

1段目は白米と梅干。これはいつも通り。

2段目はおでん。おでんだけ。しかもすごい量の汁。

 

弁当箱がラップでぐるぐるになっていたのを見たときから、少しイヤな予感がしていました。

 

おでん弁当を見た友人たちもびっくりしたようで、

「おでんをおかずに白米を食べるのがありえない」

「他におかずないの?」

「汁多すぎ笑」

などなどボロクソに言われました。

 

今なら、おでんと白米の相性の良さや、汁だくの美味しさを友人たちに切々と語ることができますが、思春期真っただ中の私は恥ずかしさが勝ってしまい、何も言えませんでした。

 

以降は、前日の夕食ががおでんだった場合はなるべく1人で弁当を食べることにしました。

 

記事を書いていたらおでんがまた食べたくなりました。

コンビニに行ってきます。

牛と牛が重なっていたら

時期 小学校低学年

場所 小学校

思い出したきっかけ 牧場

 

帰省中に牧場に行きました。

両親が言うには、私が小さい時に3人で行ったことのある牧場だそうです。

 

牧場に着いて色々回りましたが、残念ながらそのときのことは何一つ思い出せませんでした。

代わりに思い出したのは、小学校の図工の時間のワンシーンです。

 

図工の教科書(多分)にこのようなQ&Aが載っていました。

Q「牛が2匹、手前と奥にいて重なって見えたらどうやって描いたらいいの? 手前を描くと奥が描けないし、奥を描くと手前が描けません」

A「あなたが見たままに、つまり手前の牛を優先して描きましょう。奥の牛は重なっていない部分だけ書きましょう」

 

今思えば当然のことが書いてあるだけなのですが、

「奥の牛も1匹の牛で、そこにちゃんといるのに、重なっていない部分しか書いてもらえないなんて可哀そう……」

と思ったことを記憶しています。

 

なんて素朴で純な考え方なのでしょう。

 

ですが、今の私はそんなことは考えられません。

仕事で絵(落書きレベル)を描くことがありますが、人物や動物が重なっている部分があるときは、奥の人物等は見なかったことにして手前の人物等だけ書いちゃいます。

 

手間>>>>可哀そう

 

当時の私が今の私を見たら「ひどい」って言われてしまいそうです。

プルトップ

時期 小学校高学年

場所 自宅・小学校

思い出したきっかけ 実家の収納スペース

 

実家の私の部屋の収納スペースを整理していたところ、大量の空の2リットルペットボトルが出てきました。

そして中に入っていたのは、これまた大量のプルトップ。

 

見つけた瞬間は硬貨に見えて興奮しかけたのですが、プルトップと分かってガッカリ。

でも、あることを思い出しました。

 

小学校高学年の頃、リサイクルの一環としてプルトップ集めが学校で行われていました。

当時は、分離式と非分離式のプルトップがあり(現在はほとんど全てが非分離式)、特に分離式のものはゴミとして道路などに捨てられることが多く、しかもケガの元になるとのことで積極的に回収をしていたようです。

 

本当かは分かりませんが、プルトップをドラム缶1杯分集めると車椅子と交換してもらえる、なんて話も聞いたことがある気がします。

 

収集癖のある私ですので、熱心にプルトップを集めたのでしょう。

そしてまとまった量になったらそれをリサイクルに出して「すごい量を集めたね!」と褒めてもらう、という浅はかな考えもあったのだと思います。

しかし私自身の熱が冷めたのか、学校のリサイクル活動自体の熱が冷めたのか、リサイクルに出さないまま自宅に眠っていたようです。

 

今からでもリサイクルに出せばいいか、とネットで出し方を調べたのですが、悲しい事実を知ることになります。

 

リサイクル業者やボランティア団体、さらには飲料メーカーまでもがプルトップ集めを推奨していないようなのです。(詳細にご興味がある方は「プルトップ集め やめて」等で検索してみてください。)

 

私が熱を入れていた頃は分離式のプルトップもあったため意味があったと言えそうですが、今更この大量のプルトップをリサイクルに出すのは少し気が引けてしまいました。

 

今度帰省した時にどうするかを考えようと思います。

 

そしてこの記事をここまで書いた後に気づいたことが。

当時から「プルトップ」と呼んでいましたが、正しくは「プルタブ」だそうです。

 

へー。

なるほど、確かにそう言われればそうかも。

 

しかも、非分離式のタブは正しくは「ステイオンタブ」(stay on tab)だそうです。

 

へー。

……って、それは聞いたことすらないよ!

 

ですのでこの記事はタイトルからして誤っていますが、思い出の中ではやはり「プルトップ」と呼んでいましたのでこのままにすることにします。

ご容赦ください。

校歌

時期 小学校6年生

場所 音楽室

思い出したきっかけ 子供たちの声

 

私の通っていた小学校の校歌は、歌い出しが児童2人による斉唱でした。(斉唱とは2人以上が同じ旋律を歌うことを指します。)

 

30秒ぐらいのフレーズを全児童に先駆けて2人だけで歌う訳です。

しかも完全アカペラで。

 

未だに覚えているぐらい素敵なフレーズですが、ピッチが狂えばその後に入るピアノと全児童の斉唱に大きな影響があります。

大変重大な役回りであったと思います。

 

難易度の高さから例年、6年生の楽器などの経験者(譜面が読める)の生徒が選ばれていました。

また、音程の高さから選ばれるのは女子だけでした。

 

ある日、音楽の先生から呼び出されました。

音楽室に向かうと女子が1人いて、先生は2人で上記のアカペラ部分を歌ってみてと言いました。

 

何度か歌い、伴奏付きで歌ったり1人で歌ったりした後に先生が私に向かって言うには、

先生「君は女子と同じぐらい声は高いし、楽譜も読めるけど……」

私「……けど?」

先生「歌があんまり上手じゃないね」

私「……」

 

結局私は選ばれず、例年通り女子が2人選ばれました。

残念でしたが、選ばれたら選ばれたでプレッシャーで押し潰されていたでしょうから選ばれなくて良かったのかもしれません。

 

実家は小学校のすぐ側にあるため、家の窓を開けているとチャイムや子供たちの声が聞こえます。

全校集会でしょうか、校歌が聞こえることもあります。

懐かしい気持ちになりました。

信号機の数

時期 小学校1年生

場所 小学校

思い出したきっかけ 信号機

 

前回に続いて実家で記事を書いています。

実家はかなりの田舎にあり、地元民以外が車で通りがかることは滅多にありません。

夜中は3時間に1台も走っていないと思います。

 

そんな場所なため、信号機の数も少ないです。

交差点や横断歩道はあるものの「注意して渡りましょう」の看板が立っているだけの場所が大半です。

 

小学校1年生の社会の授業で、◯◯町(私の地元の名前)にある△△の数を数えようというものがありました。

班ごとに△△を何にするかを決めてそれをレポートにするという課題でした。

 

私たちの班は信号機の数にしようという話になりました。

授業後に皆で歩いて信号機を見に行ったり、親に聞いてみたりしてレポートを作成しました。

 

そして発表の日。

発表は、各班が出したお題を他の各班が当てるクイズ形式でした。

 

私たちの班の順番になり班長がお題を出します。

他の班が回答した後、班長が回答を発表しました。

「答えは2です!」

 

それを聞いて他の班、そして先生までもがザワっとします。

そう、どう考えたって2の訳がないのです。

 

そもそも4叉路の交差点ならその交差点だけで信号機は4つありますし、その4つの信号機を1つ(1セット)としてカウントしたとしても学校から見える範囲にすら4叉路が3つはあります。

 

大ブーイングでした。

先生からも、もう少しちゃんと調べようねと叱られてしまいました。

 

あんなに皆で調べたのに、なぜ回答が2であると班の全員が思い込んだのかは本当に謎です。

恥ずかしかった……。

田んぼの水(じゃない)

時期 小学校5年生頃

場所 小学生・自宅の裏

思い出したきっかけ 田んぼ

 

この記事は実家で書いています。

実家に帰る際は新幹線を利用するのですが、この時期(9月上旬)だと車窓から黄緑色の一面の田んぼを目にすることがあります。

収穫が近くなってきて緑色から黄色に移り変わる途中なのでしょう、綺麗な色合いに心と目が癒されました。

 

田んぼで思い出したのが、小学校の理科の授業のことです。

微生物を観察する授業で、事前に田んぼや小川の水を採取してきてください、という宿題が出されました。

田舎なので田んぼも小川も近くにたくさんあるのですが、宿題の存在をすっかり忘れてしまい、思い出したのは当日の朝。

 

大慌てでまずは入れ物(カメラのフィルムケース。懐かしい……。)を調達しましたが、田んぼか小川まで行く時間がない。

かと言って忘れましたと先生に言うのは恥ずかしい。

 

そこで私は家の庭の土を少量ケースに入れ、そこに水道水を入れることでごまかそうと考えました。

実際やってみると、見た目には田んぼの水と何も変わらない。

 

よかったよかったと学校に向かい、迎えた理科の授業。

水滴をスライドガラスに垂らし、カバーガラスを被せ顕微鏡を覗き込むと……。

 

……。

何もいない?

 

私の考えでは土にも微生物はいるはずだから、それを採取すれば顕微鏡に映るはずでした。

しかしいない……。

 

そうこうするうちに先生が回ってきました。

みんなの顕微鏡を覗いているようです。

そして私の顕微鏡を覗いて、

 

先生「……どこの水を取ってきたの?」

私「……田んぼです」

先生「……本当に?」

私「……はい」

 

先生はそれ以上何も言いませんでしたが、ウソをついたことはバレていたでしょう。

みんなの顕微鏡にはミジンコや色々な微生物がたくさん映っていたのですから。

 

今考えると、土に住む微生物と水に住む微生物は違うでしょうから、微生物が顕微鏡に映ったとしてもどうせバレていたことでしょう。

ウソは良くないですね。

 

しかし、何故何も映らなかったのだろう……。

土にも微生物がいるのは当然なのに。