思い出した日記

思い出したことを日記として書き記しています。

昼寝と振袖肉

時期 5歳頃?

場所 自宅

思い出したきっかけ 子供につままれて

 

二の腕の上腕三頭筋がある部分、つまり力こぶが出来る側の裏側の部分に付く贅肉のことを振袖肉と呼ぶそうです。

贅肉が垂れる様子が振袖に似ているから振袖肉と呼ばれるらしいですが、すごいネーミングセンス。

 

最近、我が子のマイブームは他人の体をつまむことです。

出っぱっている鼻のような部分はもちろん、お腹などの贅肉、皮を引っ張りやすい首の後ろなど、あらゆる部位をつまもうとしてきます。

お風呂などで素肌を晒すと延々と攻防を繰り返すハメになります。

 

冒頭の振袖肉をつままれて痛い思いをしたときに思い出したのが、私が5歳頃のときの記憶です。

 

私は昼寝が大嫌いな子供でした。

眠くもないのに寝るのを強制されるのが苦痛でしかなく、どんなに頑張っても寝られないときは目覚ましが鳴るのをひたすら待っていました。

 

ある日、やはり寝ることができずぼーっと目覚ましを眺めていました。

その時視界に入ったのが寝ている母の二の腕の裏側、つまり振袖肉です。

何気なく手を伸ばして振袖肉を揉んでみると、柔らかくて冷たくて気持ちいい!

夢中になって揉んでいました。

 

そして振袖肉を揉んでいるうちに気付いたら眠っていました。

それからの昼寝はひたすら振袖肉を揉んでいました。

 

やはり柔らかいものに触れていると安心するのでしょうか。

私の振袖肉をつまむ子供を見て、血は争えないなと思いました。